2012-01-01から1年間の記事一覧

quotes of 2012 Jul-Dec

昨日の続きです。 7月 「…君の言語の限界は、君の世界の限界なのだ」(Chapter1 ウィトゲンシュタインの章) シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)作者: 竹内薫,竹内さなみ出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/11/01メディア: 文庫購入: 7人 クリ…

quotes of 2012 Jan-Jun

年の瀬ということで。 今年抜書きしてきたもののなかから気に入ったものを、 月に1つずつ挙げていってみます。 1月 強くなりたいんだ、とても! 文科系をナメるんじゃねえー! 色即ぜねれいしょん作者: みうらじゅん出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/07/…

elementary voting (3)

というわけで、もう投票日の前日。 新聞(特に地方紙)の情報というのが気になっていたので、何度か図書館に行って何種類かをざざっと確認してみた。 どの新聞でも候補者別の人物紹介や今回の争点についての態度などをまとめた表を出しているけど、内容は大…

elementary voting (2)

承前(elementary voting)。 というわけで、とりあえず若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書)作者: 森川友義出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2009/07/07メディア: 新書購入: 6人 クリッ…

elementary voting

もうすぐ選挙ですね。 という言葉で始めると、3年前のあの記事(きみは「めいすいくん」を知っているか)のことを思い出すわけですが、それはともかく。 選挙には、もちろん行ったことがあるし、もちろん行かなかったこともあるし、いくつかの政党の候補者に…

150 sheep

BRUTUSのともだち特集を読んでいたら、内田樹の文章に、 僕自身、顔と名前が一致する「ともだちの限界」は150人だと考えています。全員が仲良くやれる数というのも、それくらいがリミットでしょう。 (79ページ) というのがあり、思い出すものがあった。 そ…

shall we begin some hobbies

use

最近自転車が趣味で、 ちょっとスポーツ寄りのものを買い、 よく乗っている。 新しい趣味とかを始めたときはいつも、 とりあえず何かを買って始めたあとで雑誌や本を見て、 「ああ、これを読んでから始めたらよかった」 と思うものだということは これまでの…

p.s. about credibility

少し前の記事(am i credible)で、 だから、信頼できる人の勧めた情報を積極的に摂取していくというのは、無意識でもかなり理にかなった情報探索行動ということになるのかなぁ、なんて考えた。 と書いたのだけど、そのあとダ・ヴィンチの10月号を読んでいた…

will the chime ring

use

ある程度ヘビーに図書館を利用していると、どこかの図書館で借りた本を持って(というか単に読みかけの本としてかばんに入れたまま)別の図書館に行くということがある。そこで気になるのがBDS、いわゆる持ち出し防止装置である。BDSを設置している図書館で…

am i credible

昨日は居酒屋なぐもんに行ってきた。夕方前、カーリルやJcrossの企画会議? が行われる一方、ぼくは部屋の奥で幼児と一心不乱にレゴを楽しむという、良い会だった。 そんななか、たしか学校図書館の話で、「先生がおすすめする本は一気に借りていかれるので…

いろいろつなぐ

『はじめての接客サービス』という本を読む。「接客」の接にはつなぐという意味もあり、お客様と商品をつなぐ、お客様と店(企業)をつなぐ、あるいはお客様と自分をつなぐ、お客様とブランドをつなぐのが接客だということが書いてある。図書館では「司書は…

where're the dogs waitin' for

例えば何か犬の本を図書館に行って探すとしよう。彼は犬のことが唐突に気になって仕方なくなったのである。理由はない。Webでも少し検索してみたけれど、書籍になっている情報も知りたいと思い、やってきた。 だが建物に入って彼は立ちすくんでしまう。どの…

black-historical memories make me sad

実家に戻ってきて1ヶ月を過ぎてもエンドレスな片付けをし続けているのだけれど、小学校からの卒業アルバムだの文集だのの記録類が当然いろいろ出てくる。さすがにアルバムとかはとっておくにせよ、「こんなのは俺が卒業生を代表して保管しておく必要はない」…

electronic forest

『森博嗣の道具箱』を読んでいたらまたこないだの鏡の話が出てきた。 鏡は左右が入れ替わるのに、上下は入れ替わらない。何故か? これもやはり言葉の定義の問題に帰着する。(「それでも地球は丸い、そして回っている」) 色んな人がこの話をしているものな…

flow of books

人は本を読む前に本を選ばなければならない。 選び方はそれぞれで、 同じ作家の本をまとめて連続で読む人もいるけど、 自分の場合は向いていないということが、 大学のころ夏目漱石をまとめて読もうとしたとき、 『三四郎』『それから』『門』で力尽きてわか…

reduce your pages

本やCDはなんだかしらないが捨てるのが忍びないというのは本当で、かといって全て取っておくわけにもいかないし、ということでこのところ昔のものから処分しまくっている。 なるべくお店で買い取ってもらうようにしているのだけど買ってもらえないくらいに古…

the cat loves knowledge

『シュレディンガーの哲学する猫』を読み終えた。哲学の入門書なんだけど、あんまり哲学っぽくない人も出てくる。レイチェル・カーソンとか。これに出てきたのがきっかけで、初めて『沈黙の春』を読んだ。とてもだるかった。でもいきなりそのものを読むより…

325 Forgotten

クローゼットがいっぱいなのでやむを得ず、昔とった図書館関係の本のコピーを嬉々として捨てていった。昔の俺、勉強家! と思いながら。でも捨てる前にアンダーラインを引いた部分だけさらさら読むと、なんだかんだでそこに書いてある内容はこの分野での自分…

sky blue to cloud grey

use

そんなわけで何年かぶりに千葉市の中央図書館に行って、カードの状態を確認してもらったらやっぱり期限切れだった。前に作ったときは市内の大学にいたんだけど今回は市外利用者として再登録。貸出はできるけどWebからの予約はできないみたい。利用条件を差別…

living and library

use

東京の街を出てきました。(私事ですが) というわけで、しばらく続いた東京ライフ、偶然に昔の図書館を見かけても今はまだ本を借りたくない、というわけでもありませんが、それぞれの場所でどんなふうに利用してきたか、ごく私的な関わりを振り返ってみたい…

lecture for the third party

すっかり人気ブログになったささくれの人にこのあいだ会う機会があって、 「ブログが滞っておりますが」 などと言われて関係ないわと思ったのだが(相手年上)、 そう言いたくなる気持ちはよくわかる。 つまり、自分が何か書いたりしたあとで一番うれしいの…

空気になる準備はできている、あるいは、chik325の弁明

図書館の人々よ、みなさんが私の告発者にどれほど心を動かされたか、私にはわかりませんが、私には自分が誰であるかほとんど忘れさせてしまうものでした。それほどに、あの人たちは説得力のある話をしたのです。しかしほんとうのことはどうみても言っていな…

愛され完全一致

このあいだ書名が単に「日本」という本を探したくて、完全一致検索をしようと思ったんだけど、NDL-OPACがリニューアルしてからそういうのやったことなかったので、ちまちまやり方を探したのをメモしておく。 とりあえず、やり方は「NDL-OPAC ヘルプ 6.検索の…

品切れだった本のレシピ

BRUTUSの本特集を読む。 BRUTUS (ブルータス) 2012年 1/15号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2011/12/15メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (23件) を見る こういう本の特集はほかの雑誌でも年に何回か出るけど、 …