愛され完全一致

このあいだ書名が単に「日本」という本を探したくて、完全一致検索をしようと思ったんだけど、NDL-OPACがリニューアルしてからそういうのやったことなかったので、ちまちまやり方を探したのをメモしておく。


とりあえず、やり方は「NDL-OPAC ヘルプ 6.検索のヒント」の中に書いてある。

完全一致で検索したい
・タイトル、著者、シリーズ名、件名の場合は「検索語一覧」をご活用ください。
・その他、前方一致・完全一致ができる検索コードに対応するものがある場合は、「検索式」が使えます。
 例)TIT=世界 → タイトルが「世界」の本を検索

「検索語一覧」とか「検索式」っていうのは、
検索画面に入ったあと簡易検索とか詳細検索とかと一緒に並んでる、
右上の方のメニュー。
完全一致検索をするにはまず検索メニューを変えないといけない。
そこに気付けばそのあとはすぐできる。
気付かなかったけど。


「検索語一覧」で「日本」を検索すると202件の書誌があるとわかる。
なるほど。じゃあCiNiiのほうだとどうだろう、
と思ってしまうのが人情というもの。
CiNii Booksで完全一致検索を…


と思ったら、見つからない。
CiNii Books ヘルプ - キーワードによる図書・雑誌検索方法
の中に、「複雑な検索方法について」という項目はあるんだけど、
完全一致のやり方はない。
はっきりとはわかんないけど、なさそうだな。
へー。


とかやっていたらたまたまNIIの方とお話する機会があって、
聞いてみたらやっぱり今のところ完全一致検索はないとのこと。
すっきり。
そして予想通りというか、
完全一致検索のことはよく聞かれるらしく、
場合によってはなくて怒られるらしい。笑
図書館員ってそんなに完全一致検索を愛しているんですね…
(まぁ、できると便利なときはある)


確かに、NACSIS Webcatには「フルタイトル」という検索項目がわざわざ別にあったくらいだから、
CiNii Booksになってなくなったのは意外だったし、
Webcatにそういう検索項目があったということが、
検索の仕方の「標準」を形作ってしまった面もあるのかな、
とかぼやっと思った。


そしてそこから愛が生まれたのである。


ちなみに、愛と恋との違いは、
恋は「状態」であって愛は「行為」である、
ということらしい。


何の話なのか。