shall we begin some hobbies

最近自転車が趣味で、
ちょっとスポーツ寄りのものを買い、
よく乗っている。


新しい趣味とかを始めたときはいつも、
とりあえず何かを買って始めたあとで雑誌や本を見て、
「ああ、これを読んでから始めたらよかった」
と思うものだということは
これまでの経験からわかってはいたのだけれど、
今回も結局たいした調査もできずに買ってしまった感はある
(ネットでちょこっと調べたりはしたけど)。


それは、やっぱりとりあえず早く買いたい(始めたい)のだ、
というのもあるし、あと、
どの本や雑誌が「ちょうどいい」のかよくわからない、
というのもあると思った。


大学図書館には分野別に調べ物のしかたがまとまった
パスファインダーというのがあるけど、
近所の図書館にいろんな趣味の始め方ファインダーがあったら
おもしろいし便利なのになーと思った。


それは書店でもいいんだけど、せっかくまとめてくれても
よっぽどのマニアな人じゃないと全部は買えないし申し訳ない気がする。
そもそもそういう、趣味を始めるときみたいな、
そんなマジじゃないしたくさん買えない、でもいろいろ見たい、
とかいうニーズは図書館向きだと思う。
(人が、どういうときに書店に行って、どういうときに図書館に行く、
みたいなニーズ分析に基づいて、
図書館向きのニーズはこういうものです、
こんなときは図書館を使ってください、とか、
そういうアピールの仕方をしてもいいんじゃないのかな、とも思う)


ちなみに、図書館で、自転車の本はまとまって置いてない。
分類番号で言えば、いまのところ、
「機械」の536と、「スポーツ」の786にあることを知っている。
ぼくは近所の図書館では基本的に検索をしたりしない(だるい)ので、
まず「機械」にあることは単に大きい本がたまたま目について見つけ、
でも「スポーツ」にあることはしばらく全然知らなくて、
サッカーの本を見に行ったときに偶然見つけたのだった。
で、いまNDC Finderで検索してみたら、
「運輸」の685にもあるとか言われ、若干頭を抱えている
(まぁそんなにはないだろうけど)。
そのうえ、「機械」の棚には当然スポーツ用もレース用もママチャリも含まれるし、
「スポーツ」の棚に至っては、キャンプや登山やブーメランの本も混在する中から
自転車(サイクリング)の本を探しださねばならない
(ブーメランの本はまだ見たことないけど)。
どんな宝探しだこの野郎とも思うが、これが我々の現実である。
趣味の道は厳しい。