2011-01-01から1年間の記事一覧

half or added

洋書だと特に多いですが、ちゃんとした標題紙(タイトルページ)の前に、簡単にタイトルだけとか書いた紙がありますね。アレ。アレをなんと呼ぶのか。 日本語だと「扉」かな? と思って図書館用語集三訂版(日本図書館協会、2003年)を引いてみると、 前付……

in English

日本の法律を英語でどういうか。日本の法律の英訳を探している。日本国憲法の英訳を見たい(レファレンス協同データベース) うーん、This is the 定番事例。とりあえず紹介されてるのは、法務省の 「日本法令外国語訳データベースシステム Japanese Law Tra…

transfered original decisions

こないだ国立公文書館に企画展を見に行ったら、 大学や裁判所から移管された判決原本が展示されていて、 ほーこれが、と思った。 移管については7月にニュースが出ていましたね。 国立公文書館、国立大学から移管の民事判決原本と下級裁判所から移管の裁判文…

movin' at bookstore

なにかと話題な、 MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 安齋千華子さん(前編)情報源は「お客さまからの問い合わせ」時代に合わせて柔軟に変化する「棚」こそ書店の強み (ダイヤモンドブックスオンライン) を読む。 話題なのは写真がかわいいからで(ry えー…

post or return

「東日本大震災」被災地域加盟館にブックリターンをお届けしました (私立大学図書館協会) を読む。 私立大学図書館協会では、東地区部会加盟校(260校)に「東日本大震災アンケート」(6月30日締切)」を実施いたしました。 その中で、具体的な支援希望の…

realistic readings

このあいだ、『国語辞典はこうして作る』という本があることを知った。国語辞典はこうして作る 理想の辞書をめざして作者: 松井栄一出版社/メーカー: 港の人発売日: 2005/12/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見るで、どちらか…

題詠

角川の『短歌』平成23年4月号を読んでいたら、 「題詠「図書館」を詠う 発表 大塚布見子選」 というページがあって、へえ、と思って面白く読んだ。 (188-191ページ)短歌 2011年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2011/03/25メディア: 雑…

school in regions

図書館だけではたらいてるといってもその大元の機関について少しは知っておいた方がいいと思って、法学セミナーで連載されている「法科大学院の論点」を毎月読んでいる。教員や修了生、弁護士などさまざまな視点から記事が書かれるオムニバスなタイプの記事…

法律書と電子

有斐閣の法律学全集が電子化とな。 有斐閣の法律学全集がDVD化されるそうです。全88巻188冊を電子化し、DVDに。PDFファイル化し、旧版と新版の見比べや、補遺情報の追跡もできるそうです。また、「しおり」も入るそうです。さまざまな・意外な…

通称いろいろ

こないだ赤本だの青い本だのっていう話をしたけど(red or blue)、 あれとは別に、刑法に「青本」というのがあるらしい。 友人の話によると、某東大教授も、「刑法はインプットは青本程度で十分。あとはその知識をどう使えるか」的なことを言ってたらしいの…

thanks to the opt-out

Googleブックスの問題をよく追いかけてくれている商事法務の法律雑誌「NBL」が、ちょっと前にまた、「Google Books和解案の不承認決定に関する解説」(松田政行・増田雅史)という記事を出している。 和解案が修正されて日本があんまり関係なくなったという…

DAI-SHIN-IN

東京大学ビジネスローセンター(BLC)公開講座で、 「最高裁−その設立の経緯と今日的課題」 というのがあるらしい。 11月だけど、ちょっと気になる。 そういえば少し前に、 大正時代の刑事判例「大判大14.4.23/刑集4.4.262」と「大判大2…

ヒップでファンキーなeBOOK

「図書館政策フォーラム2011 図書館で電子書籍を使いこなす−知の拡大生産に向けて−」レポート (図書館総合展2011サイト) を読む。 おもしろかったのは、パネルディスカッションで会場から紀伊國屋さん丸善さんと代理店が次々と話に加わっているところ。 湯…

red or blue

『赤い本』を探している。 (レファレンス協同データベース) を読む。 『赤い本』?レファレンスインタビューにより、交通事故における損害賠償額に関する本ということがわかった。 ネット上を検索すると『民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準(赤い本)』と…

continuous communication

『千代田図書館とは何か』を読んでいたら、千代田図書館とは何か─新しい公共空間の形成作者: 柳与志夫出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2010/03/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 70回この商品を含むブログ (18件) を見る (…)「公共図書館=無料…

DATSUN MIMPOW

「ダットサン民法」を探している。 (レファレンス協同データベース) を読む。 「小型でパワフル」ということから自動車の「ダットサン」になぞらえ呼ばれるようになった愛称。 (…) 各冊の「はしがき」に下記の記述があった。 「「ダットサン民法」(小回…

Harvard Library Innovation Laboratory

ハーバード大学ロースクールの図書館ラボがポッドキャストを開始 (CA-R) を読む。 第1回目は、“The Iraq War: A History of Wikipedia Changelogs”(Wikipediaのイラク戦争の項目の編集履歴を書籍にしたもので、全12巻・7,000ページにもなる)の著者ジェー…

厳密な電子書籍

村上 憲郎. “Googleの切り開く情報の世界 プロフェッショナルの仕事とは”. 情報管理. Vol. 53, No. 12, (2011), 651-664 . を読む。 Googleブックスの話が出ていた。 よく「Googleは電子書籍を推進しているのではないか」という間違ったとらえ方をされる方が…

NII要件事実

ちょっと前の記事だけど、 AIで精密裁判? 法論理との類似に注目 国立情報学研究所 (東京新聞 TOKYO WEB) というのがあった。 ふーん、NIIでそんなことしてたのか。 んでこれをやってる佐藤さんは、 証明責任とその周辺概念の論理プログラミングによる定…

じょうれいくん

指宿信「過去の法令情報を探して:「時点的データベース」の今」 (ウエストロージャパン 今週のコラム 第125回) を読む。 わが国では、「条例くん」というXMLを利用した時点的な法制執務支援システムが地方自治体を顧客として導入されるようになる。提供サ…

support for you

前に商事法務が震災関連法律実務書を無料公開していることを書いたけども、図書だけでなくて「NBL」という雑誌記事も公開している。 んで、同様に有斐閣でもジュリストの災害関係記事を、 「震災関係」と「原発関係」に分けて公開している。 【著作権者の皆…

RARE BOOKS

和漢古書の目録をやったときに実は洋古書も混じってて、どうすんだこれ… 誰も教えてくれないし… という感じだったんだけど方々調べてとりあえずどーにかこーにか。 参考にしたものをまとめておく。 AACR2(英米目録規則第2版) いつもここから。でも英語のも…

災害時の法律書

しばらく書かないうちに、すっかり景色が変わってしまった。 震災のあと、医学系のiPhoneアプリや電子ジャーナルが無料公開されるようになったのをたくさん目にしてきたけれど、 法律の関係でもそういうものが出てきたみたい。 災害時の法律実務を解説した書…

books about wakan

年末唐突に和漢古書のお仕事が舞い込んできたのだが、はっきりいって何も知らなかったため、とりあえず参考になりそうな本を10冊くらい読んでみた。 半分くらいは実家に持ち帰って読んだので、荷物が多くなって、初売りに行ってもあまりものが買えなかった… …