quotes of 2012 Jan-Jun

年の瀬ということで。
今年抜書きしてきたもののなかから気に入ったものを、
月に1つずつ挙げていってみます。


1月

強くなりたいんだ、とても! 文科系をナメるんじゃねえー!

色即ぜねれいしょん

色即ぜねれいしょん


読んだのはずいぶん前ですが、年末年始の帰省のときに暇なので抜書きしてました(本はもう手放してしまった)。
運動する部活に対しての文科系ということですね、多分。
自分は中高と運動部でしたが、なんだか寄り添いたくなる言葉です。


2月3月は同じ本なので、続けていきます。

2月

「男の膨張のためにエロはあるんじゃない!」
「はい!」(膨張する話)

3月

受験勉強の、やり方がわからない。
また暗闇の生活が始まる。ガケップチを手さぐりで進むんだ。年が若いと、死にそうになる。(膨張する話)

男と点と線 (新潮文庫)

男と点と線 (新潮文庫)


短篇集が文庫化されたところで購入。
この本の中ではマレーシアに移住したおじいさんの話(「慧眼」)も好きです。
3月は抜書き数がとても少なかった。
それどころではなかったのである。


4月

どうしても消去できない悲しみの隠しファイルが一個あります


パン屋のパンセ (かばんBOOKS)

パン屋のパンセ (かばんBOOKS)


杉崎恒夫さんの短歌。
ほかにもすてきなものがたくさんありましたが、とりあえずこれを。


5月

恋の論議に深入りするのはやめとけよ!

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)


カラマーゾフの兄弟を読むのは実ははじめてです。
いまは中巻まで読み終えました。
分冊ものは続けて読まないことにしているので、最後までいくのはもう少し先になりそうです。



6月

このままでは可決されてしまう(又吉直樹)

カキフライが無いなら来なかった

カキフライが無いなら来なかった


自由律俳句です。このシュールなピンチを味わってほしい。


つづく。