通称いろいろ
こないだ赤本だの青い本だのっていう話をしたけど(red or blue)、
あれとは別に、刑法に「青本」というのがあるらしい。
友人の話によると、某東大教授も、「刑法はインプットは青本程度で十分。あとはその知識をどう使えるか」的なことを言ってたらしいので、伝聞ですが私もそれを信じてやっていってます。
青本はいい本ですよ。
学部時代もこれが指定教科書だったのですが、当時は記載が簡潔すぎて全然理解できませんでした。
初学者がいきなり読むのは少し難しいかも。
今読むと、なんとよくまとまった本だ、と思います。
(「刑法づくし」新司法試験受験生の日常と非日常)
で、この本ね。
- 作者: 山口厚
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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それから、民法には「京大本」というのがあるらしい。
例の「京大本」っていうやつです。
いまべんきょう会でやってます。で、思うのは、試験前にやっときゃよかったってかんじですね〜。いいところは、本当に考えさせられる問題であるところです。その概念ってどういう意味???って考えさせる問題ばかりで超良門ぞろいだと思います。
実は難しいとかじゃなくて、正面突破の豪速球というかんじ。わるいところは、解答がないことです。解答がないから自分が大ファール打ってても分かりません。
唯一の解消法は、べんきょう会を組むことでしょう。
(「書評 民法総合事例演習」司法修習生(なま)のぶろぐ)
こちらはこの本。
- 作者: 松岡久和,山本敬三,潮見佳男
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2009/03/27
- メディア: 単行本
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で、試しに「民法の京大本」っていうキーワードでamazon検索してみたのね。そしたらなんと、トップにすんなりヒットw
怖ー。amazon怖ー。
いまの図書館のOPACではまずできない芸当だろう。
通称もデータに入れたりしようかな…
さて、いまのamazonの挙動で寒気を覚えた人もいるかもしれないが(いねえ)、
今年は節電の夏ということで、冷房も控えめ。
「あまりに暑いので、涼しげな本を集めて展示。」(図書館日誌)
なんていうところもあるみたい。
で、写真を見るかぎり、これ、ほんとに涼しげでいいなぁと。
職場ではいまのところ冷房は使えているけど、さっきの青本とか、有斐閣の「ロースクール民事訴訟法」とか「ケースブック労働法」とか集めて置いておいたらさらに涼しく…いや重いか。笑