通称いろいろ

こないだ赤本だの青い本だのっていう話をしたけど(red or blue)、
あれとは別に、刑法に「青本」というのがあるらしい。

友人の話によると、某東大教授も、「刑法はインプットは青本程度で十分。あとはその知識をどう使えるか」的なことを言ってたらしいので、伝聞ですが私もそれを信じてやっていってます。

青本はいい本ですよ。

学部時代もこれが指定教科書だったのですが、当時は記載が簡潔すぎて全然理解できませんでした。

初学者がいきなり読むのは少し難しいかも。

今読むと、なんとよくまとまった本だ、と思います。
「刑法づくし」新司法試験受験生の日常と非日常

で、この本ね。

刑法

刑法

確かによく使われる本だし、青い…。


それから、民法には「京大本」というのがあるらしい。

例の「京大本」っていうやつです。
いまべんきょう会でやってます。で、思うのは、試験前にやっときゃよかったってかんじですね〜。

いいところは、本当に考えさせられる問題であるところです。その概念ってどういう意味???って考えさせる問題ばかりで超良門ぞろいだと思います。
実は難しいとかじゃなくて、正面突破の豪速球というかんじ。

わるいところは、解答がないことです。解答がないから自分が大ファール打ってても分かりません。
唯一の解消法は、べんきょう会を組むことでしょう。
「書評 民法総合事例演習」司法修習生(なま)のぶろぐ

こちらはこの本。

民法総合・事例演習 第2版

民法総合・事例演習 第2版

京大の先生が、ロースクールの授業用に作ったというやつ。


で、試しに「民法の京大本」っていうキーワードでamazon検索してみたのね。そしたらなんと、トップにすんなりヒットw

怖ー。amazon怖ー。
いまの図書館のOPACではまずできない芸当だろう。
通称もデータに入れたりしようかな…


さて、いまのamazonの挙動で寒気を覚えた人もいるかもしれないが(いねえ)、
今年は節電の夏ということで、冷房も控えめ。
「あまりに暑いので、涼しげな本を集めて展示。」(図書館日誌
なんていうところもあるみたい。
で、写真を見るかぎり、これ、ほんとに涼しげでいいなぁと。
職場ではいまのところ冷房は使えているけど、さっきの青本とか、有斐閣の「ロースクール民事訴訟法」とか「ケースブック労働法」とか集めて置いておいたらさらに涼しく…いや重いか。笑