イメージとスピードのバランス

夜の勤務だったので、サッカーのキリンカップは録画しといて(いまどきVHS)、帰ってから「ほろよい(うめ)」飲みながら見る。
まさかあんなに点が入るとは。
遅くまでがんばった甲斐があったぜ、ということにしておこう。


6/13にファイリング・デザイナー検定があるのをすっかり忘れてて、普通に勤務日にしてしまってたので、ボスやお姉さんに相談して代わってもらう。テキストは毎日読んでるのに、肝心の試験日を忘れるとはね。中盤にさしかかり、あれ、これ結構おもしろいんじゃね? とか思うようになったけど、まだそれは図書館のやり方と比べての違いとかそういうことで、本当にエキスパートの人がどんなふうな思いでやってるのかはわかってないような気がする。そこが知りたい。


自分とこの紀要で、退官されたある先生の最終講義がテキスト化されてたので読む。これが、すごいおもしろかった。元判事の先生で、実際の裁判での出来事とか、心構えとか。資料を作るまでの経緯とか。まぁ業務に直接は関係しないかもしれないけど、そういうのを知ってるか知らないかで情報提供の仕方や利用者との関係の作り方が、微妙に違ってきそうな感じもする、本だけ見ててもわかんない「空気」みたいな部分に触れられたように思う。図書室にもわりと来てくださっていた先生でそういう意味でも、接した時間は短いけどなんとなく思い出深い。


パソコンの使い方とかで特にだけど、質問されて、たぶんググればわかりそうだな、みたいなことって結構あるわけで、そういうときその人が見てるその場でググって答えを発見してああこれですね、みたいなのってどうなんだろ? ってふと思った。
「まず自分で探してみる」っていう態度を身に付けてもらうのはいいことだろうけど、「なんでもググればいいや」とかになると、ちょっと困る気もするし(別にいいのかもしれんけど)。
「司書とかいって、単にコイツGoogle使ってるだけじゃん」と思われるのもアレだし(わりと真実かもしれんけど)。
でもいちいち引っ込んで調べてからもっかい行くってなると余計な時間かかるし。

まぁだから、職務のイメージと情報提供のスピードとをバランスとらなきゃってことなのかな。
まるで有能なボランチのように。
ほろよいなので、よくわかりませんが。
今夜はチャンピオンズリーグも見るんだろうか。
明日も勤務は遅いので、という甘い言葉が聞こえてくるょ。