archival resources or lethal weapons

時実 象一. “世界の知識の図書館を目指すInternet Archive 創設者Brewster Kahleへのインタビュー”. 情報管理. Vol. 52, No. 9, (2009), 534-542 .
を読む。

Internet Archiveの書籍電子化プロジェクトがGoogle Book Searchと大きく異なるのは,図書館が費用を出す代わりに,すべてのデータが図書館のものになることである。これに反してGoogle Book Searchではデータの権利はGoogleに属し,図書館にはPDFしか提供されない。なおInternet Archiveでもコピーを保存して公開することになっている。
(538ページ)

ふーん、そうなんだ。お金は出さなきゃなのね。
GBSは、費用はGoogleもちだよね? 確か。
(それはちゃんと書こうぜ)


で、なんていうか・・・
とりあえずGBSのほうでやっておいて、予算に余裕ができたらIAでもやってちゃんとデータを保持する、というふうにできるよう(な契約)になれば、実際的かなぁ、と。
どこでも電子化の費用を出せるわけではないと思うので。
権利の独占は、確かによろしくないような気はするけど、それを理由に情報の独占(死蔵)を野放図にしておくのもどうなのかと。


まぁあんまり極端に考えないで、できるとこからやっていければいいのだけどね。


ちなみに、この記事を読んだあと、試しにInternet Archiveで昔の自分の「ホームページ」を探したら出てきて、高校生のころの日記を読んで悶え死にました☆
よい子は絶対にマネしないでね!