なにを求めているのか

求められるものがどうのこうのと言ってたあとで、
都合よく(?)こんなのを見つけた。


Youngok Choi, Edie Rasmussen, What Qualifications and Skills are Important for Digital Librarian Positions in Academic Libraries? A Job Advertisement Analysis, The Journal of Academic Librarianship (2009), doi:10.1016/j.acalib.2009.06.003


「学術図書館のデジタルライブラリアン職に重要な資格やスキルとは? 求人広告からの一考察」
てとこか。


まだ読んでないけど、とりあえずアブスト口語訳でもやっとこう。

学術図書館の機能や活動は進化し続けてるわけで、各館は伝統的図書館モデルから幅を広げてきてる、物理的な資料や活動とかから、デジタル図書館モデルって言ってもいいけど、資料やサービスがデジタルなフォーマットに変わるとかね、もちろん教育や学習や調査研究をサポートするためだよ。この移行は専門職の役割や仕事にも影響して新たなスキルが当然要求されるよね。この研究では学術図書館の変化の側面としてデジタルな資料・サービス・テクノロジーに関わる専門職員に必要とされる資格とかスキルを調べてるの。データは1999-2007年にCollegeとかResearch Library Newsに出されたデジタルな図書館職の求人広告から集めたから。で、学術図書館ではデジタルに焦点を当てたコレクションだのサービスだのアプリケーションだのに求人のニーズとか必要資格がシフトしてるってのを裏付けたわけよ。この結果はさ、学術図書館でデジタルライブラリアンってのが出現しつつあることを確かにしてるよね。図書館情報学研究の教育に関わる推測っていうかまぁほかの研究とかももうこの結果は支持するんじゃないのかね。


結論はま、そんなもんじゃろって感じだけど、求人広告ってのは、なるほどっていうか。
はじめから司書の専門性がどうのとかうだうだ言わないところがなんというか、クリアだよね。