small one, large one

こないだ書架整理をしていたら、学生さん同士の会話が耳に入ってきた。


「『法律学小辞典』ってあるじゃんかー」
「うん」
「なら、『法律学“大”辞典』もあるんじゃないかと思ってさー」


な、なにィ!?
そんな単純な!(グハァ


と、石崎くん的なリアクションをしたところで、
よく知らなかったので調べてみた。


まぁこういうときは『リーガル・リサーチ』やろ、

リーガル・リサーチ

リーガル・リサーチ

というわけで、234ページからの「1.2.2 主要な法律学辞典」を確認する。


やっぱりだいたい小辞典が主みたいだけども、おっきいのでは、

『現代法律百科大辞典』CD-ROM付き。全8巻(伊藤正己ほか編、ぎょうせい)2000[平成12]年

というのがあるらしい。さすがに『法律学大辞典』ではなかったか。笑
へぇと思いながら自館OPACで検索かけたら普通に所蔵。
あー、覚えてなかった。orz
いや、見覚えはありましたよ。さすがに。8巻もあるとどうしたって目にはつくし。全然使ったこ(ry


これが法学分野でいちばん新しい百科事典なんだそうです。たぶん、こういうの新しいの出たら書店の営業さんが売り込みに来ないはずがないので、いまでも最新だと思われます。
内容現在が1999年9月1日でもう10年経つのが若干気になるところではある。まぁ、基本的な事項であればそう変わらないことも多いだろうけども。
辞典は大きくなればなるほど改訂間隔が開くものだと思うので、その辺はまぁトレードオフというか。上手に使い分けてほしいですね。


それにしても、意外と法律の辞典って少ないなー。やっぱ各種の六法を作るので手いっぱいなんだろか。さもありなん。