Stadplan(2009/3/20転載)
法学検定4級に申し込んだ。
自由国民社の『法学検定試験4級完全対策』改訂第5版を使って勉強しているが、
別にこの本が気に入ったからではなく、これしかなかったのだった。
情報はまとまっているけれど、誤字・脱字が多いし、
後のページで説明される用語をなんの注意書きもなしに使ったりしてくるので、
たまに意味がわからない。
5回も改訂してるのに。
というわけで、この本だけに任せてしまうのは、
試験に受かるかはともかく知識の土台として不安なので、
石渡哲, 渡井理佳子著の『シュタットプラン法学』(成文堂)を並行して読んでいる。
これにしたのはまず職場にあって手に取りやすかったからだが、
とりあえず「シュタットプラン」という名前は響きが良い。
著者も信頼できる。
しかし、だからといって誤字・脱字が少ないわけではないことが欠点なのだが。
正誤表はついているのでよしとしよう(表以外にもまちがっているけど)。
主要な判例や参考文献が解説付きで載っているのがありがたい。
気に入った本だと、脱字だってお茶目に見えてくるものさ。