電子版エキサイティング

日本経済新聞 電子版」が創刊して、予想されていたよりも会員数が伸びているとのことらしい。いまのところそれが良いとも悪いとも思ってなくて、「関係ねえな」というのが正直なところだが(個人的にはね?)、気になっている方は4月いっぱい無料で見られるようなので、試してみたらいいと思うよ。詳しくは「電子版広報部」にて。


「関係ねえな」と思ってしまうのは元々新聞を購読してないのと、ちまたで言われている通り値段設定が月4000円と高額(と自分には感じる)のとがあるけれど、この 価格表 を見ているとやっぱり思い起こすのはパケホーダイ。日経Wプランなんてあれ、ケータイでフルブラウザを使うと定額料金の上限が上がるのとそっくりで、ケータイの料金設定に慣れた人にわかりやすくしているのだろうか。あるいは、いまパケットで使っているだけのお金で、これだけのものが見られますよということなのか。まぁケータイでこれ読んだら結局重複してかかってしまうわけだけども。


さて、「関係ねえな」と思いつつ図書室で紙面の日経をバサバサめくっていると3月26日の夕刊7面に、
「こっそり教えて 電子版入門1」
という記事を見つけた。

 今回から23日に創刊した「日本経済新聞 電子版」を使いこなすコツを紹介していきます。第1回は、最新ニュースの読み方。
 電子版のトップ画面を開くと、日本経済新聞が「その時点」で重要と判断したニュースが10本程度表示されます。朝刊、夕刊とは別に24時間体制で配信するニュースとなり、朝刊や夕刊の締め切り後に起きた出来事もしっかりわかるというわけです。

いまやネットニュースなんてあって当たり前のものになってしまい、どんな基準でどんな情報がそこに載るのかということの解説を目にするのはごく稀だと思う。こういうのを書いておいてくれると情報を評価するとき助かるので、おお、という感じだった。“こっそり”と言わずババーンと知らせてほしいぞ。
ところでこれを見るとごく普通のネットニュースとさして変わりないように見えるけど、有料ちゃうんか? 無料で読めるんか?? と思っていると記事の最後に記述があった。

なお、日経独自のニュースなど記事によっては、電子版の有料会員または無料会員として登録しないと読めないものがあります。登録するにはトップページの右上にある電子版の「申し込みはこちら」をクリックしてください。

ふーん、てことは無料で読めるのもそれなりにはあるってことなわけで。どうにも日経電子版は「月4000円」のインパクトがでかすぎて有料のイメージが強く、そのせいで「関係ねえな」というなんとなくな感想をいだいてしまうわけだけども、ページに飛んでみるとわりとフリーでも記事読めるなあ、と逆に思うなど。
なので、有料のイメージだけで電子版を敬遠するのはちと早計だったなと反省したのでした。(でもいまんとこ新聞に4000円は出さない思う…)


新聞の電子版はほかにもいろいろ出てきていて、
「朝刊購読者は無料 富山の地方紙、Web新聞創刊へ」
(IT media)
これは北日本新聞。入会案内 によると購読者はまだ無料らしい。配達区域外のための特別会員は月2100円。地元が気になる方にはいいかもしれない(ひょっとして、富山の実家で購読していると東京の子供はWEBで読める、とかも可能なのだろうか)。


ちょっと変わりダネだったのが、デイリースポーツ電子版。
『デイリースポーツ』紙の電子版が2010年2月から開始
(CA-R)
正直、ちょっと読みたい、と思った。笑
記事内のリンクは切れてしまっているけど、今は こちら
月額1890円か・・・うーん。


新聞の電子化も結局、スポーツとか、なんらかの熱狂が生じるところから広まっていくのかもしれないなあ、とふと思った。
サッカーJリーグの専門紙、「エルゴラッソ」もダウンロード版が販売されている。
J2特別号はダウンロード版のみ。
うーん。
ポチ。