i seek you

「番号の見方がわからないんですけど・・・」
と学生さんから問い合わせ。


検索していたOPACを確認し、配架場所と請求記号の説明をしながら、
当該の書架に行ってみたけど、ない。
所定の位置に本がない。


OPACをもう一度確認するが、貸出中ではない。


「誰か他の人が使ってるってことですか?」
「うーん、そういうこともありますね」


しかし本を抜いたような形跡はなく、怪しい。
ちょっと時間をもらって、書架を捜索することにした。


「見方がわからない」と言ってたけど、
正しい位置に本がなくて混乱させてしまったんだな、
と思いつつ近場の書架をざらっと見ていく。


以前、閲覧専科だった頃、
ぼくは「不明本探しの天才」として有名だった(ほんとかよ
ので、ひさびさに、血湧き肉騒ぐぜ、
と密かにやる気を燃えたぎらせる。


近くの書架にはなかった。
327.6の本なので、一の位をずらしていき、
329.6、328.6、326.6・・・と探していく。


5分後。
324.7。
発見。(キター)


学生さんもまだ図書室内にいたので、無事お渡し。


目がショボショボしてると、4と7って似てるよね。