ファミリーとビジネス

大学図書館ってこんなこともできるんだ
(お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌)
を読む。

図書館が学生にとって身近な場所になるってことは、
学生さんが利用者としてVIPなお客様扱いをされる(図書館から言うと「大事な顧客として、学生を最上級にもてなす」)ということではなく、
職員と一緒に図書館を少しでも良くしていくこと、つまり自分達が過ごしやすく、使いやすい図書館にしていくことができること、ではないかなぁ〜と、ぽぁーーんと思ってたので、

うーん、これは確かに、そうなのかもしれない。


ぼくは、大学に直接雇用される臨時職員としても、業務委託の会社員としても、図書館で働いたことがあるわけだけど、やっぱりその在り方っていうのかな、雰囲気が多少違うというか。
基本的にやってることは同じとはいえ、なんとなく、
直接だと「ファミリー」
委託だと「ビジネス」
みたいになってくる。人当たりというか、感覚的に。うまくいえないけど。


で、やっぱりそれは一長一短というか、あるので、どっちが良いとは言えないし、まぁどっちもあるのがいいんじゃね? とは思うわけですが。


それはともかく、やっぱりいまは委託だから「ビジネス」的な要素がどうしてもでてしまう面があって、それはやっぱりね、利用者に対しても「大事な顧客として、学生を最上級にもてなす」感じがどこかしらで強くなるわけで。


まぁでも、今までそういうものが全くなかったところに、「サービスはちゃんとしようよ」っていう感覚を持ち込んだのは悪いことじゃないとは思う。


とはいえ、それ一辺倒になるとちょっとなー、というか、やっぱりやってみて行き詰まりを感じる面もあるというかね。(俺そんな偉い立場じゃないけど)


利用者にある程度踏み込んでもらわないと良くならない部分ってあるわけで。
そこはやっぱり「一緒にやろうよ」っていう雰囲気がなきゃ、来てくれないんだし。
いまの立場はまぁ非ネイティブというか外部の人間ではあっても、そういうやり方もあるよってのを忘れたらいけないなーと。
気付かせてもらいました。


とにかく、かたくなになるのはよくなさそうなので、頭柔らかくしていきたいです。