移籍リスト、あるいは婚活、この際だから海外移住

廃棄蔵書:「里親探し」注目 図書館同士橋渡し、148冊の仲介に成功 /東京
(毎日jp)
を読む。


これは相当良いと思う。
捨てるのはなんかもったいないし胸が痛む、というのもあるけど、むしろバカバカしいもん。捨てられてる本にお金払ってるって(まぁ新しくてキレイにはなるけど)。


うちは大学だけど、他の学部図書館とかとそういうやりとりってしないのかなー。学生にタダであげてその辺に捨てられて苦情がくるよりはよっぽどよさそうな気がするが(前にそんなことあったって話聞いた、今のとこじゃないけど)。


まぁでも、ほしい本ともらえる本って意外と一致しなかったりするんだろうなぁ。148冊ってたぶん数としては全然すくないとおもう。カップル不成立、おねがいしますごめんなさい率が高いというか。やっぱ「掘り出し物」的というか「ロングテールのしっぽ」というか、そういうんになってしまうんだろう。


とはいえ、出してみなければただのゴミなので。


あ、とりあえずリスト作って先生方にメールで撒くとかどうなんだろ。保管スペース的に必要に迫られたら(もう首まで浸かってる気がするが)、ちょっと考えてみよう。


そういえばこないだボスのボスと話したときに、「中国の大学に大量に本を寄贈している」というのを聞いて、全然知らなかったけどこれらしい。

日本財団の姉妹団体、日本科学協会(大島美恵子会長)が中国の大学や研究機関に日本語図書寄贈事業を始めてから10年、贈られた図書はこの7月で200万冊を超えた。

 事業は企業や図書館、研究所、さらには新聞社や出版社から善意で提供される図書を同協会が整理し、まとまったリストを基に中国の大学や研究機関が希望図書を選ぶ仕組み。1999年に1万9,000冊を7つの大学に寄贈して以来、現在は24大学1研究機関に拡大、全体の寄贈本数も208万8,000冊に達している。
(フジサンケイ ビジネスアイ 2008年7月24日)

図書館にせよ出版社にせよたぶん寄贈してるのは廃棄予定のものが多いんだと思う。まぁ、そういうやり方もあるんだっていうのと、国内でもやったらやれそうだよねっていうのと、希望されなかった本はどうなってるんだろっていうのと。