先輩図書館

第二東京弁護士会が発行している広報誌、
『二弁フロンティア』に、
「ライブラリーニュース」というページがあるのに気付く。
毎号掲載があるわけじゃないみたいだけど(なのに)、
2009年4月号でNo.137に達してる。
これ、ちょっと、すごいんじゃね? って思って、
とりあえず寄贈でいただいてる分を全部引っぱり出してみた。
毎号もらってるわけじゃないみたいで、欠号もあって、
手元にあるのは2004年4月号から2009年4月号の、
ライブラリーニュースNo.94,98,99-113,115-133,135,137だった。


んで、まず「ライブラリー」というのは、
東京弁護士会・第二東京弁護士会合同図書館のことらしい。
(このページは残念ながら会員専用らしくて、中身を見ることはできない。)


記事は毎回A4で1ページずつなので、さらさら読んでくと、
利用案内やレファレンス事例はもちろん、
会議への参加記、OPACデータ入力の工夫、他館への見学会のようすなどなど、
内容は多彩だし、すぐ業務の参考にできそうなとこも多い。
こいつぁーかなり貴重な資料だなーと思った。


で、今後やりたいこと。
・記事の全タイトルをまとめて、どういう情報を発信しているか調べる。
東京弁護士会の会報『LIBRA』の「図書館だより」についても調べる。
・もちろん真似できるところを探して業務に生かす。


なかなか法律系図書館の実態って外に見えてこないところがあって、
なにを参考にすりゃあいいのやらっていう感じだったけど、
身近にこんな大先輩がいたとは、ってね。
そりゃ、アメリカのローライブラリーもいいだろうけど、
まずはこっちからじゃん。どう考えても。


欠号分もそのうちどっかで見つけてこようっと。


で、2009年1・2月合併号のライブラリーニュースNo.135を読んでたら、
2008年の全国図書館大会のことが書いてあって、「図書館の自由」のことで取り上げられたのが、

練馬区立光が丘図書館は貸出履歴をそのまま保存し、所蔵図書・CDに破損・汚染が発見されたときは履歴をチェックし、利用者に問い合わせ、内何件かについては弁償させていたという事件

っていうふうにされていて、これで「事件」とまで言われちゃうのかーってちょっとショックだったので、この件についても詳しく調べてみることにする。