復活の呪文オンデマンド

三省堂書店、オンデマンド出版を神保町本店から開始
（asahi.com）
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このたびは読者にとって究極の、店頭におけるオンデマンド出版が、「三省堂書店オンデマンド」によって実現します。最低1部からの出版が可能になり、店頭でご注文いただければ、コーヒータイムほどの短い待ち時間、つまりほぼ目の前で印刷・無線綴じ・三方裁断されて、その場で手渡しできます。店頭でご注文いただける書籍の第一陣としては、300万点超の学術書を中心とする洋書のほか、日本語の書籍としてはデジタル化済みの書籍について国内の各出版社のご協力を予定しており、今後もラインナップ充実の期待に応えていきます。

ほへー、こないだamazonが新刊をオンデマンドで刷って売るみたいな話をかたつむりさんとこで読んだばっかりだったので、日本でもこういうの出てきたのかー、っていう感じ。
洋書や品切れ本をそんな短時間で入手できるようになるんならほんとものすごいなこれ。値段とか気になるところではありますが。
まぁあと正直言えば、「オンデマンド」なんだから当然できんでしょ？って思ってたのに今までなぜかできなかったことが、ようやくできるようになるんだなぁ、という感もある。

そいえばちょっと前に見た、
絶版書籍がiPadに蘇る？オンライン書店「絶版堂」プレオープン。
（Techinsight）
も、品切れ・絶版本を扱う点では近い。著者の委託を受けてデジタル化するってことだからどうしても比べると小規模だろうけど。

気になるのは、こっちは出版社にあまり目を向けていないように見えるってこと。
絶版になったときの権利とかってよく知らないけど、実際にある本をスキャンするなら、元々その本を作ったのは出版社なんだしなぁ。

あと、絶版の本を断裁してスキャンするから原本は返却できないって言われると、ちょっと躊躇するような気はする。