若者たちよ

大学での読書推進運動 図書館の可能性
(茗荷バレーで働く編集長兼社長からの手紙―ルネッサンス・パブリッシャー宣言、再び。)
を読む。

18歳から22歳、あるいはもう少し年が上になるかも知れないけれど、10代後半というのは、悩む時期でもある。いろいろ、体系的ではないことをいろいろ知りたい時期でもある。そういう点で、学究的というよりは人生について、友人関係とかそういうことを悩む時期でもあるし、小説とか随筆とか読むような時期でもあるわけですよ。そういうのも学生。

と考えると普通の学校図書館公共図書館でやっているような図書館的な活動も重要なわけで、


そうそう、ぼくは以前、「YAサービスってもはや大学図書館の仕事じゃないのかな」って思ったんだった。
いまいるところじゃ到底できないけど、特に学部生をメインで対応してるトコは、考えていい話だと思う。
そりゃ、情報検索だの調査だのリサーチだの(同じか)、「技法」を学ぶことは有意義だと思う、思うけど、人生は研究だけじゃないわけで。
「教養」とくくるのはつまんないけど、そう呼べば本を買ってくれるんなら、いくらでも呼ぶがいいさ、それで、現場ではいろんな見せ方をすればいい。
そういうのがあってもいいよね。


「読書運動」というものは、ぼくはあんまり好きじゃない(読めばいいってもんじゃねえだろ的に)けど、人生の大事な時期を過ごすのを、上手に支援してあげたいという気持ちはあって、運動とかよりもっとゆるやかにさ、そばに置いてあげられたらいいなって思う。