パスファインダの風向風速

千葉大学附属図書館、2009年度授業資料ナビゲータ(PathFinder)を公開
(カレントアウェアネスR)
を読む。


科目ごとに、A4いちまいで参考資料が集まった、
典型的なパスファインダーって感じかな、
みた感じ。
おもしろいなーとは思う。


ただ単位を取るためにどんだけ必要になるかはビミョウだ。


実際ぼくは大学の試験やレポートって、
七割がた授業中に取ったノートだけで乗り切ってた気がする。
あと教科書あればそれだけで。
だいたい単位ってくるもんなそれで。


まぁそういうやり方って要するに(悪い意味で)高校までのやり方だって、
いまとなっては思うけど、
逆に言えばそれまでにつちかったノウハウを存分に、
発揮してたということでもある。


本質的には、大学は、単位を取るために勉強するトコじゃないけど、
学部くらいじゃどうしてもそうなっちゃうのもしょうがないし、
そうじゃない方向に、つまり、自分の興味の沸いたポイントをどんどん、
つきつめてくってのは卒論とかまで行かないとなかなかね。
うまく舳先を向けられないような気もする。


なので、実際に使われないモン作ったってしょうがないぞ、
どうなんだそこんとこ、とは思う。


でも、取り組み自体はおもしろいし、その、
方向転換するきっかけみたいのを作れるようになればすごいだろうな。
あと、図書館にどんどんそういう授業の情報がたまっていって、
それをどう生かせるかとか考えるとわくわくするし、
現状でもまぁ、教員の資料作成の手助けにもなってはいるのかなぁ。
きっと。