「ライブラリー形式」


表参道に「マガジン」ライブラリー、45カ国のファッション誌など一堂に(シブヤ経済新聞)

表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)本館地下3階「スペース オー」では3月6日より、新旧問わず世界各国のファッション誌などを集めた企画展「WE LOVE MAGAZINE LIBRARY」を開催する。


カッコよさげなので、ちょっと行ってみたい。

会場には、カフェ空間を併設し、入場者はライブラリー形式で自由に雑誌を閲覧できるほか、


「ライブラリー形式」というのは不思議な言い方だと思った。
「図書館(室)」という言葉を避けているようにみえる
(原監督風に言えば、数ある言葉の中から「ライブラリー」をpickupしている)。
ぼくも、「ライブラリー」のほうが断然オサレだと思う。
もしぼくが図書館を作ることができたら、
「図書館」という名前は真っ先に捨てるだろう、
なーんて。


それはともかく、名前というのは大事で、
most importantではないかもしれないけど、
first importanceになることはよくある気がする
(個人的にはmostだけど)。
名前が中身を規定する面があることは、
条文が法律の解釈を制限するのとそう変わらないと思う。
要は言葉だ、ということなのだが。


世界各国のファッション誌などを集めた企画展に、
「ライブラリー」というカタカナを使わなくちゃいけないのは、
日本の現代図書館史的な経緯も大きく関わってるように感じる。

一部の雑誌は会場内に年間購読の申し込み窓口も設ける。


ライブラリーで本が買えるのは良いというか、自然なことだと思う。
それはゆうちょの口座から銀行に振り込みができるようなもので、
むしろなんで今までできなかったの? みたいな。